主日礼拝の聖書

ゼカリヤ書
12章9節〜10節


 

(9)その日、わたしはエルサレムに攻めて来るあらゆる国を必ず滅ぼす。(10)わたしはダビデの家とエルサレムの住民に、憐れみと祈りの霊を注ぐ。彼らは、彼ら自らが刺し貫いた者であるわたしを見つめ、独り子を失ったように嘆き、初子の死を悲しむように悲しむ。


ヨハネによる福音書
19章31節〜37節

 


(31)その日は準備の日で、翌日は特別の安息日であったので、ユダヤ人たちは、安息日に遺体を十字架の上に残しておかないために、足を折って取り降ろすように、ピラトに願い出た。(32)そこで、兵士たちが来て、イエスと一緒に十字架につけられた最初の男と、もう一人の男との足を折った。(33)イエスのところに来てみると、既に死んでおられたので、その足は折らなかった。(34)しかし、兵士の一人が槍でイエスのわき腹を刺した。すると、すぐ血と水とが流れ出た。(35)それを目撃した者が証ししており、その証しは真実である。その者は、あなたがたにも信じさせるために、自分が真実を語っていることを知っている。(36)これらのことが起こったのは、「その骨は一つも砕かれない」という聖書の言葉が実現するためであった。(37)また、聖書の別の所に、「彼らは、自分たちの突き刺した者を見る」とも書いてある。



日本聖書協会刊『聖書 新共同訳』(1987)による
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988