主日礼拝の聖書

イザヤ書
11章1節〜5節


 

(1)エッサイの株からひとつの芽が萌えいで
その根からひとつの若枝が育ち
(2)その上に主の霊がとどまる。
知恵と識別の霊
思慮と勇気の霊
主を知り、畏れ敬う霊。
(3)彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。
目に見えるところによって裁きを行わず
耳にするところによって弁護することはない。
(4)弱い人のために正当な裁きを行い
この地の貧しい人を公平に弁護する。
その口の鞭をもって地を打ち
唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。
(5)正義をその腰の帯とし
真実をその身に帯びる。



ヨハネによる福音書
1章14節〜18節

 


(14)言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(15)ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げて言った。「『わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。」(16)わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。(17)律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。(18)いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。



日本聖書協会刊『聖書 新共同訳』(1987)による
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988