クリスマス讃美礼拝の聖書

ヨブ記
19章25節〜27節


 

(25)わたしは知っている
わたしを贖う方は生きておられ
ついには塵の上に立たれるであろう。
(26)この皮膚が損なわれようとも
この身をもって
わたしは神を仰ぎ見るであろう。
(27)このわたしが仰ぎ見る
ほかならぬこの目で見る。
腹の底から焦がれ、はらわたは絶え入る。



マタイによる福音書
1章18節〜25節

 


(18)イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。(19)夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。(20)このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。(21)マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」
【新約・2頁】
(22)このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
(23)「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。(24)ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、(25)男の子が生まれるまでマリアと関係することはなかった。そして、その子をイエスと名付けた。



日本聖書協会刊『聖書 新共同訳』(1987)による
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988